高校生が地域の魚を活用した缶詰で競う全国大会「ローカルフィッシュカングランプリ」で、第1期生で地域産業科2年の高砂信章さんが同2年の小堀将太郎さんとともにトビウオを使った「アゴダゴ汁」を開発し、石川県代表に選ばれました。
「アゴダゴ汁」 はアジとイワシのつみれ汁をモチーフにして、トビウオの地元での呼称「アゴ」と、だんご汁の呼び方「ダゴ汁」を合わせたネーミングです。トビウオのつみれは「魚のおいしさが詰まった癖になる味」、味付けには能登地方特産の「いしり」(魚醬)も入れています。
高砂さんは
「夏休みに経験した鮮魚店のアルバイトで若い人の魚離れを実感した。能登では、トビウオは古くから焼きあご出汁や焼き干しとして大人には馴染みがある食材だが、若い人達にも食べやすい商品を考えた。骨まで活かした団子汁はフードロスにも貢献できる。」
とその想いを語ってくれています。
詳しくは北陸中日新聞記事(2021年10月5日)をご覧ください。