2期生が参加する海ごみプロジェクトが動き始めました。
Project Earth(金沢大学と北陸大学の研究者・学生チーム)、電通TeamSDGs「旅するごみ箱」、そして能登高校の海ごみ探究班が一緒になって、”楽しく”海洋ごみを無くす方法を考えます。
まずは9月に金沢大学の先生から様々な情報をインプット。電通チームはオンラインで参加しています。
インプットした情報をもとに、ごみを捨てたくなるゴミ箱案を発表します。
この発表を参考にして電通チームがゴミ箱の作成を開始。北陸大学の先生は海ごみの漂着状況が分かるMAPをドローンを利用して作成する計画です。
それから2か月
ごみ箱を設置したイベントを開催する前に、11月27日(日)の午前中、能登町の五色ヶ浜海岸でプレイベントを行いました。
白い物体は電通さんが作成したごみ箱の模型。本番はどんなふうになるのか楽しみです。
プレイベントのため、大々的に参加者募集は行いませんでしたが、40人ほどの方が集まってくれました。参加者は地区の区長さんや県の海洋ふれあいセンターの方々、情報を聞きつけた町民の方や近隣の方など様々です。主催側は金大・北陸大・電通・能登高生が参加しています。
そんな方々の前で、自分たちの考えたごみ拾いクエストゲームの説明をする能登高生たち。(2期生含む)
知らない人たちの前で話すって大人でも難しいですよね。立派に説明してくれました。
借り物競争のようにカードに書いてあるお題を達成した数を競うゲームで、参加者は皆楽しんでごみ拾いが出来ました。1時間程度の活動でしたが、集まったごみの量はかなりのものです。
奇麗に見える海岸でもプラスチック容器や漁具などがあちこちで見つかりました。
午後からは場所を変えて宇出津地区の「コンセールのと」で改善点や新規イベント、ドローンマップの有効活用についてのワークショップ。
午前中のゴミ拾い時に北陸大学の先生が撮影したドローン映像から作成したゴミ分布マップが披露されました。AIによる判定で空撮映像からゴミの場所が分かるとのことで、最新の技術の進歩はとどまるところを知りませんね。
2期生はしっかりチームアイデアを発表していました。
3月頃に本番イベントが行われますが、今から楽しみです。楽しく海ごみが減らせるなんて素敵ですね!