「地域みらい留学365」を利用して能登での1年間を過ごした留学2期生の3人に、今ふりかえる能登でのストーリーを教えてもらいました。
続いて神奈川県から能登高校にやってきた瀧元更良さんのストーリーをご紹介します。
能登信じられない!!
私の能登がはじまったきっかけは、その海の穏やかさでした。
能登高留学(地域みらい留学365)で学校見学に来た時のことですが、太平洋側の海しか知らなかった私には、海といえば大きな防波堤に囲まれて波やうねりがばっしゃんばっしゃんしてるイメージだったので、大きなゼリーのような凪の海を見て、信じられない…と驚いた記憶があります。+海の水の透明度が凄く、上から見るだけでなんの種類の魚かわかるので水族館のようでした。
次に信じられないと思ったのは人です。
留学2日目くらいの時、同じく留学2期生の万葉ちゃんと漁港を歩いていたら漁師さんが居たので、思い切って「みらい留学生なんです」と話しかけてみました。すると、「ちょっとおいで」と言われみかんの箱いっぱいに鰯を詰めてくれて「あげる」と言われました。信じらんない、そんな人いる!?しかもまだ2日目!!と思いました。
そして日が暮れ寮に帰ると、3階の自室からオリオン座が見えました。夜は信じられないくらいの満点の星空で、自分は宇宙に留学したんだっけと感動しました。
能登での生活は毎日が驚きの連続で、それを共有できる仲間がいてくれたおかげで本当に最高の一年間でした。